1966年から1980年までつくられた"Sargasso"シリーズの、ハンドル付きボウル。
世界一透明度が高いとされるサルガッソ海が名前の由来なのではないでしょうか、クリアなガラスには大胆な気泡から繊細なものまでが面白いほどに入っていて、触れると気泡の凹凸を感じます。
おそらくスウェーデンのエリック・ホグランが似た手法を使っていたかと。
まるで水飴のようにトロンと取り付いたハンドルがとても綺麗。
技法は不明ですが、取手の中にスペースがあり、カイ・フランクの美意識を感じさせられます。
クリアガラス内部に、製作時に混入したらしい小さな塵が見られますが、風合いは損なっておりません。
使用感も少なく、状態の良いヴィンテージです。
ヌータヤルヴィ社製。
裏面にカットサイン"Nuutajärvi Notsjo"あり


"Bowl with handle" juomalasi 北欧 basket