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こちらはタピオ・ヴィルカラが1947年に発表したアート・ガラス。
前年1946年にIttala社はそれまでのユーティリティ的なガラス製品から、よりクラフト寄りのアート・ガラスに舵を切った直後のことです。ちなみにカイ・フランクも同時期にIttala社に招かれています。二人はその後の1951年ミラノのトリエンナーレなどでの受賞を契機にフィンランドのガラスデザインの素晴らしさを世界に発信するわけです。
この作品は、そんな初期のタピオの実験的な試みともいえるもので、たった3年間の製作だったようです。確かに、分厚いクリスタルガラスの内部にナトリウムを使ったバブルを封入したスタイルは、その後あまり製作していません。
大小様々な形の泡が、まるで全体に湧き立つかのように発生し、上部付近に走る斜めのラインは窓に流れる雨のようにも見えます。
状態良好なヴィンテージ。
底面には"TAPIO WIRKKALA IITTALA "のカットサインがあります。
Size
Φ115×H107mm
From
Finland
タピオ・ヴィルカラ カンタレッリ Tapio Wirkkala Art Object Vase