こちらはタピオ・ヴィルカラが発表したアート・オブジェ3341。製作時期は1953-60年のヴィンテージとなります。
この時期、イッタラ社がタピオに与えた役割は”アートグラス部門”でした。つまり”フリーハンドな作品のみ”を製作することだったのです。そして彼はその期待に応える素晴らしい作品を生み出しました。
”シェル”を思わせる美しいフォルムに、職人の手作業による繊細なラインカットが施されたクリスタルグラスが、静かな気品を感じさせてくれます。

裏面に使用感が、またリムの一部に目立たないスレが見られますが、その他にディフェクトはなく、状態良好なヴィンテージ。 状態を考慮した値段です。
底面に"TAPIO WIRKKALA IITTALA 55"のカットサインがあります。