Herman Busquet / (1914ー1977)は、オランダにおけるモダンな照明を数多く手掛けたデザイナー。日本ではあまり知られていないのですが、デ・ステイルやバウハウスのスピリットを生かした、機能とデザインを兼ね備えたランプを生み出したパイオニアでした。また彼は、Hala Zeistという戦後のオランダで初となる照明器具会社を1932年に設立、経営者でもあったようで、様々なランプをデザインしたダッチ・デザインの重要人物でもありました。

そんなBusquetがデザインしたテーブルランプ。見る角度によって、メリハリの効いたフォルムにハッとさせれらます。
黒、白、グレーの3色使い。二本で構成される支柱が前後に可動することでシェード位置を変えることもできる仕組みになっています。
工夫を凝らす事に長けた"オランダ"を感じさせてくれるランプ。
支柱とシェードの角度に若干の歪みが見られますが、ひどく気になるレベルではありません。また、端々にペイントロスと小傷が見られますが、こちらも経年相応のオリジナルコンディションです。スイッチが少し硬めです、しっかりとプッシュして点灯してください。
口金サイズ E26

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Herman Theodoor Jan Anthoin Busquet Model 145 Hala Zeist