こちらは、ハリー・ベルトイア(1915-1078)のKnoll社製のヴィンテージ。
ノル社でこのスモールダイヤモンドチェア が製造された期間は、1952-1984, 1987-1998年。そのいずれかの時期に生産されたものです。

イタリア生まれのハリー・ベルトイアは、アメリに渡り1937年にクランブルック芸術アカデミーで学び、そこでウォルター・グロピウス、レイ＆チャールズ・イームズ、フローレンス・ノールらと初めて出会い彼らとの交流が始まりました。
そしてフローレンス・ノールが夫と立ち上げたKnoll社に誘われ、「ワイヤーチェア」が誕生することになります。ダイヤモンドチェアは、それと時を同じくして生まれた椅子。

絵画、ジュエリー、金属加工、家具、そして音の彫刻に至るまで、アーティストとして生きたベルトイアらしい、彫刻的なダイヤモンドチェアは、どの角度から見ても官能的なフォルムが素晴らしい。ワイヤーのグリッドで象られることにより曲線が強調される様子に魅せられます。

白のコーティングが剥げた箇所が所々に見られます。画像で捉えているものをご覧ください。
ワイヤーは切れておらず、構造的なダメージはありません。
赤いシートパッドはサイドチェア用のKoll社製オリジナルで、ダイヤモンドチェア用ではありませんが、このサイズのパッドをつけるのも案外いいものです。別売り(11,000円)で販売可能です。
※こちらのアイテムは、ヤマトらくらく家財宅急便： Cランクでのお届けとなります。
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ベルトイヤ チェア ノル社 ヴィンテージ