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メキシコはプエブラの南東テワカン渓谷の近くにあるロス・レジェス・メツォントラで、古代から続く技法で作られた陶器のプレート。
この土地はもともと上質な粘土質の土が採れ、今でもアイボリーの地に青や緑、黄色などで絵付けされる華やかなイスラム様式の「タラベラ焼き」で知られる焼き物の街です。
しかしこの絵付けのない、まるでチョコレートのような焼き物は異例です。
この色は、土と自然染料から生まれる色で、土自体が含むミネラルの違いによって土自体にベージュ、緑、茶色などがあり、その土自体の色を生かした素朴なモダンさが魅力です。
また特徴でもあるこの艶やかな光沢感は、焼く前の石英などで磨く「バニシング」というメキシコならではの技法で作られます。さらに一層の艶やかさと鮮やかさを加える仕上げの蜜蝋まで、全て土地で採集されたもので出来上がっているのです。
使い終わったら土に還す、まさにその地に住まう人々の営みの中に在るクラフトなのです。
アイテムの特性として柔らかく傷はつき易いもの。現に、表面にはカトラリー跡など使用感が見られます。同時に、表面もマットな印象になっている箇所があり、使い込めば使い込むほどにより一層変化することでしょう。
メキシコの小さな部族が受け継ぐ古代からの焼き物らしさを存分に感じてください。
*焼成温度が低いため柔らかい陶器で、また自然素材で仕上げているため、使用により光沢感が損なわれやすい特性があります。電子レンジでのご使用はお控えください。