スペイン グラナダ/ 飾り絵皿"Semillanas"

Price9,000/税込9,900

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白地に大胆な筆使いで描かれた、イスラムの伝統を引き継いだ彩釉陶器「グラナダ焼き」の飾り絵皿。白地に黒というシックな色の組み合わせはとても斬新です。

"グラナダ"はスペインの”レコンキスタ(国土回復運動)”により陥落した、イベリア半島最後のイスラーム王朝となったナスル朝の首都。アルハンブラ宮殿で知られるように、イスラム教とキリスト教が溶け合ったり溶け合わなかったり、でも入り混じり共生するような、独特の歴史を築きました。

この地にイスラム教が入植したのは8世紀頃。北アフリカから攻め入り、その中で焼き物の技術も持ち込んだことから始まります。その後長い年月を経て今の私たちがイメージする「グラナダ焼き」のスタイルは、特に釉薬などの特徴から察するに19世紀に確立されたと見るのが妥当でしょう。

この絵皿"Los Arrayanes GRANADA" は1988年に創業したまだ新しい工房なのですが、長いグラナダ焼きの歴史を研究し継承する専門の工房です。
そのメーカーの"Semillanas"シリーズの一枚。グラナダ焼きは植物模様(アラベスク)や幾何学模様を描くのが特徴ですが、このシリーズはそのどちらもが入り混じったいいとこどりなところが、ある意味"グラナダ"ぽく感じます。

なかなかに分厚く重みがある飾り用の絵皿は、裏面に壁掛け用の穴とワイヤーがついていますので、立てかけるだけでなく壁掛けとしてもお使いいただけます。
しかし、スタッフはこのワイヤーを外し、食卓で愛用中。一見迫力はありますが、意外とたっぷりのサラダやケーキなどとの相性がよく、数人で囲むテーブルに大活躍の一枚なのです。

コンディション良好。

Size
φ304(内径210)mm

From
Spain