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南フランス、カンヌの少し内陸部にあるVallauris(ヴァロリス)は、古くから日用使いの陶器の産地として知られた町でしたが、大量生産品に押されて一時衰退しました。しかし、第二次世界大戦後にパブロ・ピカソがその町で作陶したことをきっかけにして「作家による陶器の町」として知られることになり、北大路魯山人や舩木道忠なども訪れています。
Charles Voltz(シャルル・ヴォルツ)がヴァロリスに移り住んだのは1950年。それ以降、自身のアトリエで独自の作品を制作し続け、Roger CapronやRoger Colletなどと並ぶ作家性を発揮しました。
この大きなサイズのピッチャーは、ヴァロリス地方特有の柔らかいテラコッタ陶器の特性と、フリーハンドで生々しく掻き落としされたラインから生み出されたもの。ハンドルの形状も独特です。
それにしてもこのグラマラスなフォルム!
「私は物体を見たままではなく、思いついたままに描きます。」と言ったピカソの言葉を思い出します。
1950年代製作、状態良好なレア作品。
底面にサイン "C.Voltz VAURURIS"とあります。
Size
φ110×H145mm
From
France
C.Voltz VAURURIS Charles Voltz