Tapio Wirkkala / Art Object Vase3234

Price70,000/税込77,000

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”泡”をガラスに封印した作品に、デザイナー、たとえばエリック・ホグラン、カイ・フランク、グンネル・ニューマンたちが魅せられたのには、何か特別な理由があったのでしょうか。 ただ装飾という理由から、ムラノガラスの技法を学び、自身の作品に取り入れたのでしょうか。
そういえば、博物館で見る紀元前ペルシャのガラスなどはたいてい泡がある。それが改良を重ね、泡がない”上質なガラス”に進化したとしたら、「泡の復権」に気づいた変わり者がいたという仮説もありです。それは、「やってきた」ものだったのです。

タピオ・ヴィルカラがデザインし、1947年から3年間だけイッタラ工房で職人により製作されたこの”泡の塊”のような花瓶。片手で持つのがやっとという重さの厚いクリスタルガラスは、ナトリウムの泡が下から噴き上がるかのようにぎっしり。美しいというよりも激しささえも感てしまいそうです。
コンディション良好。底面に"TAPIO WIRKKALA - IITTALA"のカットサインあり。

Size
およそφ80xH197mm

From
Finland

iittala