Price11,000円/税込12,100円
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カイ・フランクのデザイナーとしての作品は膨大といってもいい数です。そのスタイルは、テキスタイルから始まり、陶器やガラスなどの”日用品のデザイン”にありましたが、同時にスタジオピースも手がけています。
この口に向かって緩やかにすぼまったフォルムのタンブラーもその一つ。製作は1951年。ヌータヤルヴィ社に迎えられ、ガラスのデザインに本格的に取り組み始めた時代の知られざる作品になります。
一見するとアノニマスなコップのようですが、手に取ってみると優しく収まって、まるで魔法のように手先にストレスがかかりません。マスプロダクションとアートの境目をなくした実直とも言える作品なのです。考えてみると、カイ・フランクは生涯を通じて区別や差別からの自由をきちんとジェントルに表現した人だったと思います。
容量違いで6サイズのバリエーションがあったようです。
今回入荷したものは150ml(満水だと170ml)の容量のものです。以前入荷した
Taverna#2757よりワンサイズ下のもの。
底に向かい厚みが増し、手にした時に程よい重さがある、安定感のあるグラスです。
使用感はほぼ感じられないコンディション良好のもの。ハンドメイドのため、サイズやガラスの厚さに微妙な差がありますことをご理解ください。