Tapio Wirkkala / Art Object "Sulka" / 3123 Iittala

Price70,000/税込77,000

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タピオ・ヴィルカラ(1915-1985年)は、色々なアイデアの中から一つを選び取る稀有なアーティストであっただけではなく、「デザイナークラフツマン」でした。ガラスを吹くことも、木工、彫刻、金・銀細工の名手でもあり、起点となるドローイングはもちろん、試作や型を自身で作ったといわれています。木やガラスや陶磁器が何であるかをとにかく手を動かして知る人だからこそ、職人とのコラボレーションが可能だったに 違いありません。

こちらは前述した"Suika(Feather=羽根)"と題されたコームカット・シリーズと対をなすエッグシェイプをした逸品。ヴィルカラの作家としての想像力は、まるで自然美を芸術的な位置へと変換することができるかのようです。フィンランドはデンマークやスウェーデンとは違う「自然への親近感」を表現することに長けているのです。

1958年の作品。
ダメージもなく経年を考えると、トータルには状態良好なヴィンテージです。
側面に"TAPIO WIRKKALA 3123"のカットサインがあります。



Size
W70×D56×H95mm

From
Finland

タピオ・ヴィルカラ Tapio Wirkkala Art Object Vase