Price110,000円/税込121,000円
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タピオ・ヴィルカラ(1915-1985年)は、色々なアイデアの中から一つを選び取る稀有なアーティストであっただけではなく、「デザイナークラフツマン」でした。ガラスを吹くことも、木工、彫刻、金・銀細工の名手でもあり、起点となるドローイングはもちろん、試作や型を自身で作ったといわれています。木やガラスや陶磁器が何であるかをとにかく手を動かして知る人だからこそ、職人とのコラボレーションが可能だったに 違いありません。
こちらは"Suika(Feather=羽根)"と題されたコームカット・シリーズの中でも珍しい1958年のアートオブジェ。職人によってまるで櫛の目のように生き生きとしたカッティングをほどこされた装飾的な質感と、ノーマルな裏面とのコントラストが、洗練された神秘性を奏でています。
ダメージもなく経年を考えると、トータルには状態良好なヴィンテージです。
側面に"TAPIO WIRKKALA 3122"のカットサインがあります。
Size
50×56×H232mm
From
Finland
タピオ・ヴィルカラ Tapio Wirkkala Art Object Vase