Kaj Franck / Iittala / "TUPA" Bottle

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カイ・フランクが手がけた深い森の緑を思わせる「TUPA」は、1948年ヘルシンキのストックマンデパートの展示会で発表されました。伝統的な暮らしから生まれ使われてきたフィンランド・ガラスに着想を得たもので、よく知られた「モダンでミニマル」とは違う冒険的とも言える作品です。
この小屋・家という意味を持つ「TUPA」のシリーズはアートピースととるべきかテーブルウェアととるべきか?発表された当時、恐らく巻き起こったであろうテーマですが、翌年あるひとつの着地点に到達しました。吹きガラスで制作されており、コストがかかりすぎるという観点から<ittala>の'49カタログでアートガラスとして紹介されのです。確かに、高台の仕上や分厚く柔らかな古風な造りは他にはないもの。1948年-54年までの短期間、クラフツマンの技と手間をかけた稀少なユニーク・ピースとなっています。

こちらは、なんというのか、ちょっと水筒のような不思議な形をしたリカーボトル? たとえば、注ぎ口。波打つような凝ったカーブを持たせ、全体としても古陶磁器のよう。その後<Nuutajarvi>に移籍したのカイ・フランクの幾何学的シンプルさには見当たらないフォルムなのです。

ボディ製作時起きた偶発的な形跡がちらほら見られるほか、外部には擦り傷もございます。画像1枚目右下方と8枚目画像中ほどに、約4.5cmに伸びる極浅い線状の擦り傷がご覧いただけるかと思いますが、強いて言えばこちらが一番目立つ傷です。つまり、全体的には割れや欠けもなく、艶やかな表面も綺麗な良いヴィンテージ・コンディション。

Size
148×107×H155mm

From
Finland