鹿児島ローカルの才能豊かな作り手たちのシーンから現れ、独自の木工作品を生み出した盛永省治。今や日本を代表するウッドターナーとして海外でも評価が高まっています。
こちらは2014年頃の作品。大ぶりで大胆なフォルムは、オーク材ならではの質感と、まるで線を描いたような木目と、小さな高台に大ぶりなフォルムがユニーク。木の特性を見抜いた上で、アンフォルメル（不定形）をフォルメル（定型）に取り込んだ、実験的な試みがうかがえる希少な作品です。

よく見ないとわからない程度ですが、リムの２箇所に長さ1cmほどの極薄い割れ目が見られます。未使用のコンディションなので経年変化です。
仕上げは、ヒマワリなどの自然由来の保護塗料「オスモ」を使用しているためサラダボウルなどにも最適です。
※家庭用洗剤で洗うことができます。乾燥させる際は、タオルで拭くなどしてください。水に浸けっぱなし、食洗機、乾燥機の使用はお避けください。