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一見して日本の「桶」や「樽」を連想してしまうようなシェイプをしたこの容器。何を入れたのかは想像するしかないのですが、その佇まいは、洋の東西を問わない「木工の技」を放っています。
こちらには日本の「桶」にある竹の輪、いわゆる「箍(たが)」が見当たりませんが、胴の中部あたり、ベルト状に色が異なる箇所があります。おそらくタガが巻かれていた名残かと思われます。
ところが、蓋の中央部にある突起をスライドさせることで全体をロックする工夫を計り、全体の構造を締めているので「箍(たが)が外れても大丈夫」というわけなのです。北欧スウェーデンらしい合理的な細工です。
底裏には1923年12月18日の日付が残っています。なんと101年前、ある職人が作ったもの。よくぞ風雪を耐えて生き残ってくれました。
経年をへた木肌は、なんの木なんでしょうかスベスベしていて、特に持ち手のカーブの形が美しい。蓋の裏の角に欠けが見られます。画像11枚目でご確認ください。
Size
W173×H200mm/内径173×深さ123mm