こちらの商品はブランドの意向によりonline shopでのカート販売を控えさせていただいております。
ご希望の方はメールまたはお電話にてお問い合わせください。
Lillemor Mannerheim(リルモア・マンネルヘイム,1927-1994)は、1960年代、Arabia社やRorstrand社などから遊び心あふれる動物のフィギュアを発表し人気を博すことになりますが、ここではそれより前、1955年に28歳の若さでスウェーデンの老舗Gefle社より発表れた、マンガン釉薬を使用したマットな黒のシリーズ"Mangania"を紹介します。
”真っ黒”で、おまけに”オーガニックな動き”を見せるこのベースを、ある人は”Moving Shapes(動く形)”と呼んでいます。確かにありそうでなかったインパクトだと思いませんか。黒と言っても釉薬の変化によっては、ほんの少し茶色を帯びていてチョコレートのようでもあります。マンガン釉薬の取り扱いはとても難しく、そのこともあり”黒の陶器”の数が少ない理由かもしれません。
こちらは双頭の形がちょっとバロックで不思議な花瓶です。動的なのに、なだらかに均衡のとれた立体感は、彼女の汎ヨーロッパ的なセンスが生かされています。
ダメージのない、良いヴィンテージ・コンディション。底面にメーカー、モデル、作家のクレジットが残っています。