Lillemor Mannerheim / Vase ”Mangania” _B / Gefle

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Lillemor Mannerheim (リレモール・マンヘルム1927-1994年)は、ヘルシンキに生まれ、1945年から1949年までストックホルムの芸術高校で教育を受け、夏休みにはヘルシンキに戻り、アラビア社で陶磁器製作を学んでいます。その後、1950年からはパリの美術学校に席を置きます。つまりフィンランド、スウェーデン、フランスで様々なカルチャーを感じ取ったわけです。
そんな彼女は、1952年にはスウェーデンに戻り、老舗Gefle社やRorstrand社において食器、動物の置物、彫刻などを製作し、ミラノ・トリエンナーレに参加、一躍50年代を代表する陶芸作家へと成長したのです。

こちらは1955年にGefle社から発表した”Mangania”と呼ばれるシリーズのひとつ。北欧の陶器ではマンガン釉薬によるマット&ブラックな作品は異色といって良く、そのオーガニックなフォルムと共に高く評価されました。

少し首を傾げたような動きを持ったこの花瓶。見る角度によって変わる黒いシルエットのようです。花を挿してもよし、単体で愛でるのもおすすめです。
とても良いヴィンテージ・コンディション。底面にメーカー、モデル、作家のクレジットが残っています。



Size
W60×D78×H200mm

From
Sweden