newArne Jacobsen / Tea Strainer "Cylinda- Line" / Stelton

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1967年に発表されたシリンダーラインは、伝統的な銀食器に代わる機能的でモダンな食器を作りたいというアルネ・ヤコブセンの野心から生まれました。工業製品の高精度な美学に基づき、ステルトン社とのパートナーシップのもと、ステンレススチール製のテーブルウェアを開発したのです。
発表直後、このシリーズはデンマーク・デザイン・カウンシルのID賞を受賞し、その後も数々の国際的な賞を受賞し、瞬く間にデザイン史にその名を刻むことになります。

以来、工業デザインのアイコンとなるこのシリーズですが、実はアルネ・ヤコブセンのデザインの変革期でもあったのです。1950年代の彼の家具の特徴である自由で有機的なフォルムが、ミニマルで幾何学的形状に移行したのです。でも、どちらのスタイルにしろ、他に類を見ない簡潔な”ヒューマニズム”を感じることができます。

このTea Strainer(茶漉し)は1967年に発表されたものの、わずか数年で廃盤となったもの。3本のロッドが、ボウルの縁の切り込みにぴったりとフィットするという造りには、バウハウスの影響を感じたり。紅茶をゆっくりと楽しんだ時代へのオマージュなのでしょうか、大英博物館コレクションしています。

当時のパンフレットが入ったオリジナルの箱付きで、今は剥がれていますが、裏底に発売当時貼られていたヤコブセンがデザインしたペーパーラベルも残っています。
経年は感じますが、使用感の少ないヴィンテージ・コンディションです。


Size
φ71 , W103×H33mm

From
Denmark

STELTON Arne Jacobsen Cylinda- Line jug