Kristian Vedel (クリスチャン・ヴェデル,1923-2003)
デニッシュモダンを語る上で欠かせないコーア・クリントに師事した経歴を持ち、またドイツ・バウハウスに影響を受けた一人、クリスチャン・ヴェデル。
こちらは1959年にデザインした"Bird"というシリーズの一つで、3つのモデルが作られました。幾度かの復刻を繰り返している長年愛されるダニッシュデザインの中でもアイコニックなアイテムのひとつです。

頭と体がセパレートした作りです。そのため、頭の角度は自由自在、体も上下逆さまにできます。「超元気！」「ちょっと悲しい」なんてついつい気分を乗せたくなってしまう、玩具にもなるオブジェ。

現在は復刻版が出ていますが、こちらは当時のTorben Orskov &Co.のオリジナル・ヴィンテージです。
同社はHerbert Krenchel(ハーバート・クレンチェル)の"KRENIT"、Hans Bolling(ハンス・ボーリング)のトローリー、Finn Juhl(フィン・ユール) のトレイなど、数々の名作を手がけていました。

元々のスモーキーなオーク材は年月を重ね、とても深みを増しています。
コンディション良好。




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