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”エナメル”のような光沢を持つ釉薬を使った陶器は、古代からエジプトなどで「聖杯」など主に祭祀用とされていました。「高貴さ」を象徴する特別なものだったのですが、その後ヨーロッパなどで、日常でも使用されるようになったようです。Jacques & Dani Ruellandは、そのエナメル釉薬を用いて独自の表現を追い求めた夫婦でした。
こちらは”ビリジアン”といえばいいのか、独特な発色のゴブレット。その聖杯的フォルムが、トロンとしたエナメル釉薬と同化して静かなオーラを感じます。といっても、決して近寄り難い力ではなく、とても静謐なオーラだと思います。
organは店を始めた初期から、この二人のフランス人の作品に魅せられてきました。ただ近年は、プライスはさておき、入手自体が難しくなったことをお伝えしなければなりません。
分かりずらいのですが、底面に"Ruelland"とサインがあります。とても良いコンディションです。