フチの厚みが6mmほどのしっかりとした安定感のあるトレイは、ほのかな赤みを感じるハチミツ色。いいエイジングを感じます。

こちらのアイテムは木工メーカーSMÅLANDSSLÖJDで作られたもの。スウェーデンの南部に位置する町Värnamo(Warnamo)にあるこの工房では、同じようにパインの集成材で様々なプロダクトを製作していたようです。

制作年代は不明ですが、ほぼ同型のアイテムをStig Johnsson(スティグ・ヨンソン)が同メーカーで手掛けたのが70年代頃。おそらくこのアイテムも時期的に遠くないタイミングで作られたものと思われます。

2枚目の画像のグラスはどちらも350mlの容量のもので、ふたつ乗せてもゆとりがあるサイズ感。

写真でもご覧いただけるように、擦り傷や打ち傷などは見られますが、どれも風合いを損なうものではありません。非常に良いヴィンテージ・コンディションです。