幼子ならではのぷっくりしたお腹からちょこんと飛び出たおへそ。後ろに手を組んで首を傾げる様子はどこか恥じらっているような愛らしさがあります。真鍮らしく、しっかりと重みのあるもので、ちょっと荒削りな風合いがユニークです。
人や動物など模られた生き物たちのふとした仕草をとらえる観察眼とエスニックな雰囲気と掌に収まるミニマルなサイズ感は、50年代に活躍したオーストリア・ウィーンの工房で製作していた名匠カール・ハゲナワーの作品にも通じるものを感じます。

詳しい制作年代は不明ですが、ポリッシュド加工された真鍮部分がややかすれた風合いになっているその様子から、少し時間の経っているオブジェだと推測します。
定価26,400円(税込)から10%プライスダウン
※オンラインショップと実店舗で在庫を共有しているため、ご注文時に在庫があっても、品切れとなる可能性がございます。
大変恐縮ですが、予めご了承いただけますようお願い申し上げます。