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舩木研兒の父である舩木道忠は、島根県の出雲地方で、300年の歴史をもつ<布志名窯(ふじながま)>の四代目。フランスやアメリカなど海外の陶器に影響を受け、バーナード・リーチに見出され、民芸運動にも関わりました。
一方、五代目の船木研兒は、濱田庄司に師事し、イギリスの<リーチ窯>でスリップウェアを習得した陶芸家。その作品には、洋の東西を問わず、陶器を通した世界の交流=交感を感じてしまいます。
こちらは「ガレナ釉薬」と呼ばれるスリップウェアに特有の黄色い釉薬を用いて、独自に変容したかのような茶碗。加えて、いわゆるスリップウェアのスタイルと違い、「指描き」と言われる手法を使って、文字通り指で描いたようなオモムキ。”あやかな”色調を持った佇まいが、洋の東西をヒョイと越えた異色の風景となっているかのようです。
とても良いコンディションです。