Adam Silverman / Vase / Studio Pottery

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LAのダウンタウンから北に離れたAt Warterという地区にあったアダム・シルヴァーマンのスタジオを初めて訪れたのは、2007年でした。今のアダムとは違い、まだもじゃもじゃ髪に黒縁のメガネと無精髭、腕にはピースなタトゥーで仕事場へ迎え入れてくれたのです。

そこにはロクロと窯、まだ製作中の釉薬をかけていないものや、出来上がったばかりのポタリーが一見雑然と、でも必然と置かれていて、壁にはポスターや友人や子供の写真やポストカードなどに混じって、ルーシー・リーや濱田庄司の作品、コルビュジエのロンシャンの礼拝堂などの切り抜きなどが、壁一面にピンアップされていました。勝手に、アダムの脳の中の一部を覗き見たような気がしたことを覚えています。

アダムはそのころ”溶岩釉”作品にトライしていて、話の途中に、青や茶色をしたそのシリーズの湯呑みじゃわんに入れたコーヒーをサーヴしてくれたことも覚えています。
この溶岩釉ベースは、その際に購入したもの。
小ぶりですが、良い形です。溶岩釉の”つぶれ”もありません。
独特の手書きサインは2007年作を表しています。

Size
φ75×W78×H84mm

From
USA