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加山晴子は1927年に京都の西陣織の図案化の娘として生を受け、その後東京芸大を卒業、そして日本画を革新した画家、山本丘人に師事しています。
加山さんの器(うつわ)に出会ったのは、日田にあった<魚座>という民藝をなりわいにした老舗でした。一目で「やちむん」を思いましたが、それよりもなによりもその奔放な自由さに、ひとり勝手にハッピーな気分になったものです。
のちに知ったことですが、加山さんは日本画を経て陶芸を学んでいます。たしか沖縄の<壺屋>でも作陶されていたと記憶しています。だからといって「やちむん」のわくにとらわれ過ぎない"自在力"があふれているようで、とても嬉しくなります。
今回は4枚のお皿をご紹介します。いずれも甲乙つけ難い魅力にあふれる作品は、使ってよし、飾って良しの出来栄えです。
こちらは少し小さめの皿。絵付けの色彩がはなやかで真ん中の点々もご愛嬌。そのせいか京風な「みやびさ」も感じますが、厚手なので庶民的なのです。さて、なにを盛り付けようか。わたしなら「芋の煮っ転がし」で決まり!
とても良いコンディションです。