new加山晴子 / 皿A

Price18,000/税込19,800

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加山晴子は1927年に京都の西陣織の図案化の娘として生を受け、その後東京芸大を卒業、そして日本画を革新した画家、山本丘人に師事しています。
加山さんの器(うつわ)に出会ったのは、日田にあった<魚座>という民藝をなりわいにした老舗でした。一目で「やちむん」を思いましたが、それよりもなによりもその奔放な自由さに、ひとり勝手にハッピーな気分になったものです。
のちに知ったことですが、加山さんは日本画を経て陶芸を学んでいます。たしか沖縄の<壺屋>でも作陶されていたと記憶しています。だからといって「やちむん」のわくにとらわれ過ぎない自在力があふれているようで、とても嬉しくなります。

今回は4枚のお皿をご紹介します。いずれも甲乙つけ難い魅力にあふれる作品で、使ってよし、飾って良しの出来栄えです。

まずは大胆な絵柄が、一気に描かれた力強い作品。黒い面いっぱいにほと走るような太い線と、落ち着いた色取りの躍動感が見事。形状も深めですので、惣菜の盛り付けも大丈夫。1箇所に釉薬落ちと思われる部分が見られますが(写真2)、ダメージのないコンディション。製作時期は不明ですが、おそらく90年代後期かとおもわれます。


Size
φ185×H50mm

From
Japan