Price25,000円/税込27,500円
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「対瓶(ついびん)」は、琉球王国時代(15世紀〜19世紀)の独自の宗教観や海外交易を背景に発展した歴史を持っています。
祖先を極めて大切にする沖縄の文化において、祭祀を彩る大切な道具として、数々の対瓶つくられていきました。
「泡盛」を入れてお供えする祭器ですが、先祖と共にいただくという瓶で、本来は二つが祭壇に供えられました。しかし沖縄戦の惨禍のため、今となっては対で発掘されることはとても稀です。
骨董や陶芸においては「黒釉(こくゆう)」は、かならずしも真っ黒な漆黒だけを指すのではありません。鉄分の含有量や火の通り方によって「濃い茶色」「焦げ茶色」「柿色」に見えるものがあります。このチョコレートのような茶色をした対瓶は、明るい部分と暗い部分が横にグラデーションとなっています。
「釉剥がれ」や窯変、少しのぐらつきは「手仕事」の味わい。「テーゲー主義」らしい顔つきをしています。