newマカイ / 壺屋 / 琉球

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沖縄の民藝陶器といえば「壺屋」ですが、その歴史は沖縄の歴史でもあります。
壺屋が誕生したのは1682年、琉球王国時代。それまでは各地に分散してそれぞれがユニークな焼き物を生産していました。しかし、1609年の薩摩藩による侵攻後、海外貿易が縮小したことで生活必需品を自給自足する必要に迫られます。陶器も琉球王府の政策により、それまでの知花窯、宝口窯、湧田窯の3つの窯が統合され生産力を上げることになります。
しかし1879年、明治時代の「琉球処分」(すごい表現です)により日本に併合され、日本本土から安価な磁器が大量に流入すると、壺屋は一時衰退の危機を迎えます。
その後、大正末期から昭和初期にかけて柳宗悦や金城次郎らが提唱した「民藝運動」によって、その「用の美」が発見され、息を吹き返しました。

こちらは、琉球時代の陶器にしか表せなかった「素朴で力強い温かみ」を堪能できる19世紀の「マカイ(茶碗)」。手のひらサイズは珍しく、口縁の丁寧な直しや、時間を経てすっかり馴染んだ底面の丸い目跡が、キリっとした風情。桐箱付きです。

Size
φ114×H60mm

From
Japan