Price27,000円/税込29,700円
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「粉青沙器(ふんせいさき)」とは15世紀、高麗の青磁から李氏朝鮮の白磁へと変遷していく過渡期の焼き物です。
色は冷たい白ではなく、灰色がかった青磁色で、素朴で柔らかく、ポッテリとした温かみのある色をしています。
同じ粉青沙器(ふんせいさき)」といっても、濃いめの茶色をした茶碗などの場合には、日本では「三島」とも呼ばれ、様々な絵柄を持っています。一方、このフォルムと控えめな色味は、どこかカイ・フランクなどのデザインにも通じるようで嬉しくなるのです。
この壺は、塩や砂糖、お茶など広い用途の身近なものを入れていたもので、けっして「上物」ではありません。広めの口を備えていて、いかにも万能で使いやすそう。うっすらと残る植物(文字)紋様が、最小限のひかえめな趣を添えています。
時間を経たのに大きなダメージもなく、高台に残った砂の粒跡は(好きずきはさておき)堂々とヤンチャです。