名前から連想する「イノセント」という言葉がぴったりのフランス陶器作家。
ジャック・イノチェンティは1926年、パリ生まれ。32歳で夭折してしまった彼は、1949年から両親（両親もともに陶芸家）の持つヴァロリスの窯で作陶をしたといいます。1955年にはミラノトリエンナーレにも展示されたという彼の作品は、どこかはかなげで、他にない魅力を醸し出します。

柔らかいかたちのジャグ。
とらえどころの無い自由なラインと、黒い釉薬の際に見え隠れする緑色は、イノチェンティが得意とした手法です。
内部に多少の使用感がありますが、ヒビや欠けといったダメージはありません。よいヴィンテージコンディションです。
高さ約15cm

Jacques Innocenti Suzanne Ramie Atelier Madoura 120101 Roger Capron Gustave Reynaud Le Murier ギュスタヴ・レノー