Tapio Wirkkala/Sormivaasi (Fingar vase)/Lichen 3516

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1950年より1964年まで"フィンランド・デザイン界の巨匠"タピオ・ヴィルカラがイッタラより発表した、"フィンガーベース"の名のついたガラスオブジェです。厚みのあるガラスの表面を酸で腐食させ、艶を消す手法で作られています。

現在(2013年7月現在)、フィンランドのリーヒマキ "Suomen Lasimuseo"(フィンランドガラス美術館)で開催されているタピオ・ヴィルカラ展ではこちらより細身の3515の両サイズと並べて展示されています。

フィンランドの自然からインスピレーションを受けデザインに昇華させ続けたタピオ・ヴィルカラの作品全体に広がるのはクールかつシャープな印象。こちらのベースは丸みを感じさせる指のような形をしていますが、曇ったガラスが光をうけとめた姿は植物のシルエットや、雲や、厳しい冬の日の氷を想像させられます。

底のカットサインには"TAPIO WIRRKALA IITTALA-57"と記されています。
恐らく、57年に製造されたものだと推測されます。なお、製造された時状態の良いものだけにサインを入れたそうです。

上部に小さく黒い箇所が、また、気泡が一箇所あります。底は安定性を高めるために削られていますが、製造時のもの。トータルで状態はいいものと判断します。
H9cm 13.7cm


tapio wirkkala タピオ ヴィルカラ ウィルカラ ガラス ベース 3516 Lichen finger vase フィンガー フィンランド 130729