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1953年に発表され1975年まで生産されたカイ・フランクの名作シリーズ"KILTA"。
この"キルタ"シリーズが生み出された当初は、アラビア社とカイ・フランクの間で、この"Radical(ラディカル)"な新しいラインをどうやって世に送り出すのか、と、お互いにもがき奮闘した、というトピックが残っています。
この"Radical(ラディカル)"を「過激な」と解釈するか「基本的な・根本的な」と解釈するのか、難しいところ。
現代では「スタンダートなテーブルウェアの象徴」ともいえる明確なフォルムのこれら食器たちは、その当時主流だったデコラティブでヨーロピアン調の食器へのアンチテーゼ、前例のない画期的なもので、ある意味「過激」だったといえます。
このなんとも言えないオフホワイトのカップ&ソーサーはおそらく1950-60年代に製作されたもの。カップのスタンプは消えかかっていますが、その他コンディションはとてもよいものです。テーパードシルエットのカップフォルムは、現代のティーマシリーズとはやはり一線を画しています。
カップ 直径8.9cm 高さ6cm
ソーサー 直径14.6cm 高さ2.5cm
KAJ Franck kilta teema arabia