Josef Hoffman / Cabaret Fledermaus chair_A

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ヨーゼフ・ホフマンは、アール・ヌーヴォーの曲線趣味に直線を持ち込み、モダンデザインへの道を開いたオーストリアの建築家。「装飾」を減らし、「機能」を重視したスタイルは、続くバウハウスやデ・ステイルに少なくない影響を及ぼしました。
デザイナーとしては1905年にデザインしたこの「キャバレーこうもりのための椅子」が代表作です。「キャバレー」といっても、高踏的な芸術サロンのような場所で、独特の文化的な雰囲気に包まれていたようです。
アール・デコっぽいファブリックも彼がデザインしたもの。製作はウィーンのWittmannという名門メーカーで、おそらく60年代のものだと思います。
オリジナルの仕様で、とても味のある経年変化を遂げていますが、構造的には問題ありません。
座と脚の交差部分の球体が、奇妙なアクセントを添えていますね。

座面に一カ所だけ茶色いシミがありますが、その他状態は良好。
座面がとれますが、問題なく座ってもらえるもの。
裏面布が避けていますが、あえてそのままの状態にしています。
底面には"Wittmann"のプレートが付いています。
Josef Hoffman Chair 150520