◆I (25,3×32,8cm 388p Hard-Cover　カラー)
パリとニューヨークを中心に活動するフランス人写真家 Francois Halard(フランソワ・アラール) の、写真集。
パリのギャラリーで紹介されて知ったこの写真家、もともとはおもにファッションフォトグラフォアーとして知られていたようですが、現在はインテリアや建築を被写体とした写真が注目される写真家。
あまり日本では知られていない彼ですが(2015年時点で、でした、2018年時点では一部で周知の人となりましたね)、写真のトーンとセンスにとても魅せられ、2013年に大手出版社Rizzoliから出版されたインテリア写真集を紹介します。
ファッションデザイナー（例：イヴ・サンローラン、シャネル）や画家（ホックニーやジュリアン・シュナーベル、ジャン・コクトーなど）、写真家（リチャード・アヴェドン、ルイジ・ギッリ）、有名建築（J.L.ゴダールの映画『軽蔑』でも使われた「マラパルテ邸」、カリフォルニアの「シンドラー自邸」、ピエール・シャローの「ガラスの家」）など、ここに紹介される40箇所以上の写真は、各側面から覗き込みたくなる写真ばかり。
特に彼はサイ・トゥオンブリーを敬愛しており、まだトゥオンブリーが存命だった頃に交流したポートレイトやイタリアのアトリエを撮影した写真もこの写真集にあります。必見。

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