こちらの商品はブランドの意向によりonline shopでのカート販売を控えさせていただいております。
ご希望の方はメールまたはお電話にてお問い合わせください。
1950年代から60年代を中心に、フランスで活躍した夫婦の陶芸作家、Danielle et Jacques Ruelland (ダニ・リュエラン[1933-]とジャック・リュエラン[1926-2008])。
1970年に、長く作家活動を続けたパリを離れ、アビニョン近くに構えたアトリエで、さらに1992年まで活動を続けた彼らのバラエティに富む作品類は、この頃フランス国内でもジョルジュ・ジューヴの次に人気で、入手困難になりつつあります。
繊細な非対称のフォルムは、多くの自然からインスピレーションされたダニがまず輪郭のスケッチをおこし、それをジャックとともに、具現化していくといった、とても緻密な共同作業から生み出されたもの。
そのオリジナリティあふれる光沢と瑞々しい色彩は多くのファンを魅了してやみません。
1960年代の作品。大きな手であれば、カップとして掌におさめることができるほどのサイズ。他にたとえようのない、とてもふくよかなポロポーションをしています。作品集にもこのオレンジのタイプが紹介されたページもあるように、リュエランらしい逸品。
裏面に"Ruelland"とサインがあり、その手描きサインの肉筆感も、とても魅力的です。
口元表面に一箇所、1ミリほどの極小欠けがあり、オレンジ釉薬下のグレーの素地が見えますが、周辺は素地のグレーが薄っすらとグラデーションしている為、風合いを損なうレベルではありません(上から3枚目の画像に欠けが写っています、ご確認下さい)。トータルには綺麗なヴィンテージ・コンディション。
口直径8.1cm
高さ9.2cm
Jacques Dani Ruelland "Danielle et Jacques Ruelland" ジャック・リュエラン ダニ リュエラン スパイスポット 160213