20世紀半ばのフィンランド、卓越したした轆轤技法と、気品のある表現で近年再評価著しい女性陶芸家、KYLLIKKI SALMENHAARA (チュリキ・サルメンハラ 1915-1981)の作品。
けっして正円ではない口縁は、まるでうつわがゆるやかに踊っているよう。
端正な曲線と凛々しい佇まいは、ルーシー・リーにも通じる繊細さをも備えています。彼女としては珍しい白磁器の作品ですが、轆轤作業のリアルな手跡が見られ、エレガントな白釉にじっと目を凝らすと細やかで綺麗な貫入を持っています。すり傷も見られず、非常に状態良好なヴィンテージ。
側面には複数のスタンプ あり。
口径9.5〜 9.8cm x 高さ11cm
france フランス チュリキ サルメンハラ クリッキ サルメンハーラ 191101