カイ・フランクがイッタラに在籍した1946年〜1948年の間にデザインした、最初期のアートピース。
ソーダバブルが封印された美しいクリスタルガラスの作品は、ミラノトリエンナーレでも見事受賞をしました。この小さなオブジェも、その同シリーズ作品にあたります。
製作年は1948-1952年(もしくは1947年から1954年)。たっぷりとした質感を持ったクリスタルガラスの中で、様々なサイズの気泡が輝く様子が、小さいながらも美しく魅せてくれるもの。

もちろん大きさ・形には微妙な個体差があるため、同じものはありません。今回ふたつ同時に入荷したもののうち、こちらが心持ちぽってりと大きめな印象があります。どちらがお好みでしょうか？目があったその時が、出会いです。

底面に全体的な擦れ跡がありますが、そのほかには特筆すべきダメージもほぼないもの。トータルには状態良好なヴィンテージ。底面 には"K.FRANCK - IITTALA"とカットサインあり