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ポル・シャンボスト(1906-1983)の陶器を見ていると、ジャック・タチの映画『ぼくの伯父さん』に出てくるモダンな家を思い出します。特に今回ご紹介する、大胆なデフォルメとツートーンのカラーリングが、粋でユーモラスなフレンチ・タッチを感じさせてくれるからです。
彼は彫刻家としてスタートし、やがてパリに工房を開いて陶芸家となります。そのスタイルには自由な装飾性と、時代に即応した率直なセンスがありました。モダンなフォルムの探求に生涯をかけた人として、様々な賞を受け、フランス人に今も愛され続ける所以でしょう。
今回ご紹介するのは、1954年に発表された代表作のベースです。
アシンメトリーで有機的なフォルムはオーガニックな生命体そのもの。サイズは高さ30cm、重みもあり、フィジカルな力強さに溢れています。部屋に置くと、ポジティブな空気を放ってくれるのです。
底面にサインとモデル番号が記されています。2と8枚目の写真に見られるように8mmほどの傷がありますが、そのほかはダメージのないヴィンテージ・コンディション。状態を考慮したプライスです。
ポル シャンボスト