◆I (20.7×25.1cm 151p Soft-Cover)
ティモ・サルパネヴァはカイ・フランク、タピオ・ヴィルカラと並ぶフィンランドが誇るガラス・デザイナー。その有機的でロマンティックな作品はプロダクトはもちろん、アート作品まで愛され続けています。しかし、彼のスタートがグラフィック・アーティストだったことはあまり知られてはいません。ヘルシンキにあるデザイン・ミュージアムから2018年に出版されたこの本は、初期のドローイングからスケッチ、ポスター、油彩など、彼の知られざる才能にフォーカスした見応えたっぷりの一冊。3次元の表現に至るために、スケッチングを通して自身のイマジネーションと対話するって、とても大事なことなんですね。この作品集を通して、彼のオブジェがまた違った目で見えてきます。

ティモ・サルパネヴァ イラスト グラフィック 作品集 北欧 2103scandinavia