こちらの商品はブランドの意向によりonline shopでのカート販売を控えさせていただいております。
ご希望の方はメールまたはお電話にてお問い合わせください。
タピオ・ヴィルカラが1961年にデザインしたカラフェは、三角フラスコの底面にぷっくりとしたパントが設けられたもの。
1959年に発表したワイン用のカラフェ
#2508と見比べると、とてもインダストリアルな印象です。それもそのはず、こちらは一般向けではなく、特定の業界に向けて制作されたアイテムでした。
1960年代までイッタラ社は製薬業界向けのガラスを製造していたようで、こちらもその一つ。そのため書籍によっては製薬会社、または製紙産業からの依頼品と表記されていされていることもあるレアなアイテムです。
今回見つけたものは、温かみのあるグレーカラー。型吹きガラスならではのゆらぎと内部に残るうっすらとした水垢が、窓辺にかざすと向こうの景色をぼんやりと透します。
使用感はありますが、ダメージのないとても状態の良いヴィンテージコンディションです。