一見して日本の「桶」や「樽」を連想してしまうようなシェイプをした容器。けれどもどこか違って見えるのは、ずいぶん昔の遠い土地の人が作ったシェイプと仕掛けだからでしょうか。
ハンドメイドならではの素朴な構造で、小さな棒状のパーツを着脱して蓋をロックすることができます。この仕掛けはどうやら北欧特有の伝統みたいです。おおらかそうでいて、じつは細かい作り。そんなウッドクラフトに笑みがこぼれます。
キャンディなんかを入れたくなる、そんなサイズ感です。

底に"MH 1969"とサインが施されています。
持ち手の一箇所に浅いクラックがありますが、その他はコンディション良好です。