花をモチーフにした真鍮製のデコレーションと、黒塗装されたメタルのコンビネーションに、モダニズムへの過渡期を感じる燭台は、Gunnar Anderが1950年代にデザインしたもの。数多い彼の作品の中でも、見る角度ごとに印象が変わるリズミカルな傑作です。真鍮や金属加工の工房として有名だったYstad Metall(1919-1969年)により製作されました。

アール・デコをモダンに解釈したオーガニックで柔らかなフォルムには、王国であり、金属工芸に長けたスウェーデンの伝統とウィットを感じます。実際にロウソクを立てると、一層魅力的です。

ユニークな箇所にとても小さく"MADE IN SWEDEN"の刻印が施されています。
表面の使用感、ロウの痕跡は経年相応なレベルです。見る角度によっては、支柱の一つの垂直性に若干の変形を感じますが、そのことを考慮したプライスです。