ウラ・プロコペ(プロコッペ)が1950年代後半にデザインした"GD"シリーズまたは"Mahonki"と呼ばれるティーポット。カイ・フランクの就任後は特にモダンデザイン色の強かっただろう当時のアラビア社のプロダクトの中で、彼女がデザインした"モダンでありながらもアジア陶器を彷彿させる"デザインフォルムは、特に個性を放っていたと思われます。
サイズにはSとLがあり、こちらは背の高いLサイズ。
つややかな白釉薬。本体に施された無数の横線凹凸ラインと、光沢ある釉薬が、ポットの質感・表情をますます動きあるものにしています。
1960年代〜1970年代に製作されたもの。
全体的に貫入が見られます。フタやボディにところどころ小キズがあったりもしますが、目立つ欠けなどはありません。構造的なダメージもなく、経年相応のヴィンテージコンディションです。
本体底直径13×高さ(フタ含む)17.5cm

arabia アラビア vintage ヴィンテージ 北欧 陶器 "GD" TEA POT Blown ティーポット 160502