W490×D560×H760/SH430mm
アルヴァ・アアルトが1930年代にデザインしたダイニングチェアNo.63。(資料によっては"No.62"/1938年デザイン ともありますが、アルテック社のカタログでNo.63とナンバリングされているため"No.63"と表記します)
たっぷりとしたシートと幅広な背中はとてもホールド感があり、ゆったりと腰掛けけることができる実に椅子らしい椅子。クラシカルでとても希少な一脚です。
1940〜50年代頃に製造されたもので、濃い飴色に経年したビーチ材とマイナスビス、グレイッシュなビニールレザーが鋲留めされた風合いはとてもオリジナルならではの風格があります。
アアルトの椅子の最大の特徴であるアアルトレッグ。曲げ木部分には補強のためスライス状のバーチが差し込まれていますが、現行品の5枚タイプと違い、4枚タイプの初期型（1965年以前）になります。
状態は経年相応で、アアルトレッグの付け根に若干の積層亀裂が2、3カ所ほど見られますがひどくなる様子は見られません。古いものにしてはシートのダメージも少なく、トータルに状態良いヴィンテージです。

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Alvar Aalto アルヴァ・アアルト アルヴァー アールト ヴィンテージ Chair No.63 /Gray アルテック artek vintage 160917