1956年にイッタラから発表された"i シリーズ"の中でも、その美しいフォルムと、鳥のくちばしを思わせる上部の繊細な仕上げから"Bird bottle"とも呼ばれる傑作！今回入荷したのはパープルとオリーヴ色のタイプ。いずれも、今はなき気品に満ちたカラーです。
こちらスタンダードなラウンドタイプのまろやかなシェイプは特にラブリー。スピリッツ(蒸留酒)用のボトルと紹介されている作品集もあり、注ぎ口の小ささはそのためなのでしょう。
鋳型に職人がガラスを回転させながら息を吹き込む方法で製作されるこのボトルは、首あたりから口にかけてのフォルムに個体差があるところも魅力です。Iittalaの古いステッカーが残っています。
正面中央の右寄りに、製作時、内部に生じた2mmほどの小さな傷がありますが、写真には写らないものです。ガラス本体はとても綺麗なヴィンテージ・コンディション。サインあり。




ティモ・サルパネヴァ フィンランド iittala